最近、YOUTUBEで以下の動画チャンネルをよく見る。
インドに暮らす日本人YOUTUBERさんで、
インドの食堂、屋台の料理風景を主にUPしている。
その調理風景は日本人の感覚からすると、
乱暴、がさつ、不衛生。
でも出来上がるものは実においしそうだ。
料理と並んで興味深いのはインドの風景、雰囲気。
人々はカメラを向けると笑ってポーズをとったり、
仲間で肩を組んだりとなんともフレンドリー。
街には野良犬、野良猫、さらには野良牛もいる。
道路の真ん中で犬が寝てても誰も気にしない。
当たり前によけて歩く。
道路は車線無視の大渋滞でクラクションが常に鳴り響く。
でも、それを普通のこととして捉えているように見える。
日本のようにあおり運転や揉め事は無さそう。
なんというか全体的におおらかなのだ。
貧乏で汚い街の風景に生活の熱気と楽しさがあふれている。
そんな風景を見ているとこっちも穏やかになり、
細かいことを気にしなくなってくる。
3月に発表された国民幸福度によると
150カ国ほどの中で日本は58位らしい。
3月に発表された国民幸福度によると
150カ国ほどの中で日本は58位らしい。
そもそも幸福度を数値化して並べるという行為自体に違和感を感じるが、
一応、国民総幸福量という一定の基準で並べた結果だそうだ。
治安がよく、街がきれいで、国民は勤勉、そしてだいぶ落ちたとはいえ裕福、
そんな日本のイメージからすると、順位は低い印象を受けるが、
その要因は「寛大さ」だそうだ。
要するに日本は寛大さに欠けるということらしい。
寛大さに欠けるということは、ある意味ルール、マナーに厳格であることでもあり、
一概に悪いこととは思わない。
儒教教育の歴史の長さからすれば当然の結果のようにも思う。
ただ、インドの風景を見ていると
「おおらか」「寛大」の美徳を強く感じるのだ。
あれはあれですばらしい。
要するにバランスが大切なのだろう。
ちなみに先述の国民幸福度でいうと
インドは140位・・・
うーん、幸福ってなんなんだろ。
ダンテは地獄を描くに当たっては現実世界から
いろいろな事例(戦争、飢餓、病苦、拷問・・・)を参考にできたが、
天国を描くには具体的な事例を探すのに苦労したという。
幸福というのは客観的な答えがあるわけではない。
自分自身が決めることだ。
その観点に立つと、少なくとも「国民総幸福量」とかいうのは
あまり意味を成さなそうだ。
それぞれが決めればいいことだ。
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さて告知です。
ぼちぼち7月。
来月はABNORMALSはライブなし。
NILOMETERは一本です。
NILOMETERは一本です。
7月31日
阿佐ヶ谷 天
詳細未定
ホームになりつつある阿佐ヶ谷 天でのライブ。
新曲作成中です。
よろしければ是非。