2022年11月24日木曜日

にっくき299

 

その後もリフォームは順調に進んでおり、

ぼちぼち引っ越しの準備も開始しております。

仮住まいである今の家とも、あと12か月でお別れといったところです。

 


以前に書きました通り、

今は飯能市の国道299沿いに住んでいますが、

本当に騒音がひどいです。

 

過去には環七と目白通りの交差点辺りや

環八沿いに住んだこともありました。

交通量は今のところとは比較にならないくらい多かったですが、

それでも今の方がうるさいです。

 

部屋の中で電話を受けると、

相手が「外にいるんですか?」と聞いてくるくらい。

 

 

国道299号は飯能方面から秩父に抜ける唯一の道なので

生活道路でありつつも、ダンプやトラックの交通量がとにかく多く、かなりうるさい。

まぁ、彼らは仕事なので我慢するのだが、

問題はレジャーやら何やらでやってくる爆音走行のアホ達。

 


週末の早朝に現れるのが「フリーダムバカ」。

早朝45時、交通量の少ない山道をツーリング。

ここまでは良いのだが、朝の空気、山の美しさに気が大きくなり、

意味もなく急加速してみたがるバカが多発。

「自由だー」みたいな感じで爆走。

 

そして日中は「ごっこ」が現れる。

お友達5人くらいでバイカーコスプレでアメリカンバイクで集合。

気が大きくなって、必要以上に爆音を轟かせてイージーライダーごっこ。

アメリカの荒野を走っているつもりなのか。埼玉だぞ。

 

お次はレーサーごっこ。

ハデなレーシングバイクにソレっぽいつなぎでコスプレして、

お友達を集めてサーキット気取りで爆音爆走。

住民の乗る、農具を積んだ軽トラをごぼう抜き。

 

「ごっこ」は結構おっさんだったりすることが多い。

仕事のストレスを週末の「ごっこ」で解消といったところか。

住民にはお前らがストレスだ。

そんなことにも気が回らないしなびた性根だと、

周りの仕事仲間の方がストレスを受けているんじゃないかな。

 

暴走族ごっこも来ます。

いっちょまえにタンクに旭日旗模様なんかを入れて、

エンジン音で下手なミッキーマウスマーチを鳴らしたりする。

聞いているのは住民のおじいちゃんおばあちゃんなんだが。

暴走族気取るなら、街中に出て行ってはいかがかと思うが、

そうすると、怖い暴走族に会っちゃうかもしれないので田舎道を爆走。

しょせん「ごっこ」。

 

夜になると走り屋みたいなのが降臨。

早いときは20時くらいから集まり始め、早朝まで続く。

改造車、改造バイクで家の前を

轟音、バックファイヤとともに走り抜けていきます。

家の前での爆発音で目が覚める。

早朝バズーカか。

 

数の大小はあれど、基本的に雨に日以外は毎晩登場する。

つまり、雨の日くらいしか安眠の夜は無いということになる。

慢性的に寝が浅い状態だ。


彼らは仕事は何しているんだろう。

あんなに夜走り回っていたら昼間の仕事はしんどいだろうに。

車、バイクを下品に改造するのにもお金がかかるだろうし。

走り「屋」っていう位だから、これで食っているのかな(適当)。


 

こんな有様なので、

事故も頻繁に起きます。

都心だったらニュースになるような重大事故が月一くらいで起きる。

自宅から見える位置でボンネットにガードレールが突き刺さるくらいの事故も2回あった。

道路わきに花が立ててあることも多い。

 

そんな状況だったら、警察が何とかするんじゃないかと思うんじゃないでしょうか。

残念ながら、何ともならないんです。

 

ここに引っ越してきて初期、

夜中の爆音がひどいとき、警察に通報したりなんかもしました。

通報後、20分くらいたつとパトカーが現れ、巡回していきます。

その間は静かになりますが、その間だけです。

むしろ、わざわざ夜中に起き上がって警察に電話し、

事情説明することのほうがめんどくさくなってくる。

 

年に数回は大掛かりな検問なんかもやったりするみたいですが、

そんなことで解決しないのは誰だってわかるだろうに。

要は問題解決させようという意思はないのです。

やってるふりだけ。

日中のくだらないネズミ捕りはやるが、夜は通報時に巡回する程度。

まぁ、夜は眠いですからね。仕方ないか。

 

 

ちょっと口汚い文章になっちゃいましたね。

それだけひどい環境なんだと思ってください。

 

改めて書きますが、いまの家は山に囲まれ、清流が目の前を流れる。

それでありながら、電車駅もコンビニも徒歩圏内にある。

299の爆音さえなければ結構いい環境です。

それにひかれて引っ越してきましたが、

こういうことは住んでみないとわからないものですね。


飯能市の299沿いに住むことは絶対にお勧めできません。

田舎暮らしを考えるときは幹線道路との距離と、

その道路のアホ出没状況を確認しないとだめですね。 

 

 

2022年11月16日水曜日

リフォーム奮闘記 その2

 

リフォーム作業続けています。

 

壁、天井、屋根、床などなど、各所をばらし、構造を確認し、

修理方法を模索しながら、何とか自分で対応しております。

 

古い木造家屋なので、構造自体は簡易です。

そこを技術でおぎないながら作られている感じが素晴らしい。

先日までリフォーム作業をやってくれていた大工さんにお話しでは、

いまどきの大工さん(施工業者)では

こういった家の修理は対応できないとのこと。

 

いまどきの建売住宅というと

規格的に素材が揃えられて、それを組み合わせて組まれたプラモのような建物。

きれいで機能的で簡単に補修部品も探せる。

でも、そこには「遊び」の幅は少なく、

自分なりの何かを導入しようとすると、逆に足かせになってくる。

 

「現代的」というのは「公平」で「平均」で「美しい」かもしれないけど、

面白みは削られていってるのかもしれません。

 

なんか、音楽も模型も建築もなんでも

同じ方向にまとまっていっているように思えます。

結局、お金にするためにはこうして画一化しなければいけないのでしょうね。

私はある程度いびつな方が好きですし、

そういうものの方が愛しがいがあると思いますが。

 

 

そんなことを考えながら作業していて、

屋根裏を整理していると、とんでもないものを発見。


 

わかりますでしょうか?

屋根裏の奥のほうにたたずむ、巨大なスズメバチの巣。

驚愕で声がもれました。

 

調べてみると、スズメバチはワンシーズンで巣を廃棄するらしいので、

蜂害の不安はないようなので一安心。

とはいえ、壊すこともできないし、外して外に出せるサイズでもないので、

見なかったことにします・・・

 

 

 

さて、先週末で47歳になりました。

だからなんだ、という年齢ではございますが・・・

 

確か音楽への意志をもって楽器を触ったのは高2の時だったかと思います。

最初に触ったのはアコギ。

あれから30年経ったことになる。

 

いまだに音楽への意志を持ち続けていられているというのは

それだけいろいろな刺激的な音楽、人と出会ってこれた結果なのだろう。

これはきっと幸せなことなのだと思う。

すべての出会いに感謝です。

 

そんな47歳の誕生日、妻からプレゼント。



読みたいと思っていたジョン・ケージ本をいただく。

うれしい!

 

音楽を志して30年。

この本を読みながら、改めて音楽とは何かを考えてみたく思います。

 

 

 

2022年11月9日水曜日

リフォーム奮闘記

 

以前から何度か書いております、

さらなる山間への引っ越しですが、

ようやく大工さんによるリフォーム作業が完了し、

ここからはDIYでの作業となります。

 

そんなわけで先週末は音楽も模型も無しで、

掃除やら解体やら物運びやらの力仕事。

大変ではありますが、なんだか人生の新たなステージに入るみたいで、

前向きにやっております。少し大げさですが。

 


写真は状態がマシな畳を外で天日干し、ホコリ落としをしている状態です。

この畳がめちゃくちゃに重い。

木村正彦は畳を団扇替わりにして師匠を扇いだと言いますが、

時代的にこんな感じのDOOM畳だったと思われます。

恐ろしいバカ力です。


引っ越し先の家は一応「売家」として整理されていたのですが、

それでも物置、押し入れなどから残置物が出てきたりします。

そんな中すごいものを発見。



木製の衣装箱のようなのですが、内フタに昭和7年との記載。

すごい年代物。

1932年です。五一五事件、満州国建国。

日本が軍国化まっしぐらの時代ですね。

いろいろありますが、平和とその建国者たちに感謝です。


リフォーム奮闘記については

妻がツイッターでも書いたりしていますので、

よろしければご覧下さい。

 

昨日も現地に行ってきたのですが、

帰り道、山道を走っているとかわいいトリオに遭遇。

 


これから寒くなってくると山を降りてくるのでしょう。

車にぶつからないように気を付けてね。