先々週末、無事「のうてんふぁいらⅣ」開催できました。
改めまして、関係者の皆様
出演のSISTER PAUL、THE DEAD PAN SPEAKERS、
お越しいただいたお客様、ありがとうございました。
前回の「のうてんふぁいらⅢ」同様、
すごくいい空気のイベントになったと自負しており、
初期から掲げているテーマである“居心地のいい空間をつくる”は
今回も達成できたように感じています。
反面、いろいろと課題も見えてきています。
よりよいイベントにしていくべく、今後も精進してまいります。
さて、2か月連続での企画を終え、
先週末は打ち上げとして、
妻と二人で新潟 越後湯沢に一泊旅行にいってきました。
といっても、高級旅館でゆっくり‥とかではなく、
昭和なファミリーホテルでの一泊旅行。
スキーシーズンも終わり、オフシーズンに入っているので、
ビジネスホテル並みの価格で泊まれます。
しかも越後湯沢ということもあり、大浴場は温泉です。
実は今回泊まった宿は仕事でも宿泊したことがあります。
上記の通り、オフシーズンであれば、ビジネス並の金額で利用できるので。
ただ、仕事で来たときとは全然趣が違う。
仕事で来た時は
会社のスマホ、ノートPCを持ち、時間に追われながら日中を過ごし、
夜は面白くもない接待酒を飲み、翌朝も早朝からメール処理・・
常に過去を見返し、未来(今日明日)に
やらなきゃいけないことを考えながらの一泊。
まぁ、楽しめるわけがない。
でも今回はPCもスマホも持たずの宿泊、
当然時間があまるのですが、
妻と話したり、温泉に長湯して過ごす。
哲学者の西田幾多郎先生は
自分を考えるところが「現在」だ、とおっしゃっています。
追って追われる生活の中では「現在」はないがしろになっていく。
なにするでもなく湯につかっていると、自分の体に気づきます。
温まっていく足先に気づいたり、こわばっている背中に気づいたり、
深呼吸して入る息、出る息を感じたり。
そして「現在」に立ち戻ることができます。
これは坐禅も似たところがあり、
例えば、長時間の坐禅で足がしびれて痛むことを
「普段無視されている足が存在を主張しているのだ」と表現したりします。
道元禅師は坐禅を安楽といい、
臨済禅師は何も慮らず、何も考えなくていいと言います。
「ただここにある」
これは現在を感じるということなのかもしれない。
過去を反省すること、未来を見越すことももちろん必要でしょう。
でも、現代社会はそればっかりを重視しちゃっているかも。
そして、それをうまくこなせることをスマートであるとして祭り上げる。
タイパだのコスパだの、なんでも数字に置き換えて、
横文字並べて自分で自分を追い詰めていく。
あーあほくさい。
ほんとうは「現在」を生きることが大事であり、
結果、それが過去、未来の見え方も変えることになるはずです。
そんなことを考えながら、湯に浸かり、
リフレッシュしてきました。
改めて自分の音楽、活動について考えたりもしています。
そんな中、SISTER PAULのススムさんから
私の音楽には青空を感じるとして、
海外でのバスキングへの挑戦をご提案いただきました。
バスキングとは要するに大道芸、ストリートライブです。
思えば、私は海外での演奏を経験したことがない。
50歳の今年、そんな未経験に飛び込むにはいい機会なのかもしれない。
なんてことを考えて、いろいろ模索したり、
ふつふつと盛り上がっております。
ライブ告知です。
詳細は未定だったりしますが、
以下のライブ予定がございます。
5月18日(日) 西横浜エルプエンテ
7月8日(火) 秩父スタジオJOY
7月20日(日) 京王堀之内TIMETOKYO
詳細が明確になり次第、改めて告知させていただきます。
宜しくお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿