10月19日
5:30 起床 坐禅
6:30 起きてきた妻とともに、
昨日同様、フラットホワイト+パンケーキで朝食。
早めにホテルを出て、タウンホール駅に向かう。
この日が最後のバスキングデイとなる。
何となくさみしい。
10時ころ、タウンホール駅に到着。
日曜の朝ということで、人通りは少なめ。
澄んだ空気が気持ちいい。
朝一のバスキングは市役所横のQVB(クイーンビクトリアビル)の銅像前。
このビルも19世紀末に完成した由緒正しい建物でして、
市役所同様、シドニーのランドマーク的な存在。
市役所に面して銅像が立っており、よくバスカーがいる場所でもある。
(写真はWEBからの拾いものです。)
信号、路面電車、鳥、人の声・・そんな雑踏の中で演奏。
この時が今遠征中で一番いい演奏ができた気がする。
先述の通り、人通りはすくなく、チップもあまりいただけなかったが、
凄く充実した時間でした。
1時間ほど演奏し、休憩がてら早めの昼食。
前日と同じフードコートへ。
この日は一番星ラーメンという
オーストラリアの日本食チェーンで醤油ラーメン。
鳥と魚のダシが沁みます。
失礼ながら、期待以上にちゃんとしていてびっくりしました。
昼食後は第2ラウンド。
また大きくは場所を変えず、市役所横の教会前。
ここでも1時間ほど演奏。
前日は第2ラウンドまでで終了としましたが、
この日は最終日なのでもう1ラウンドやります。
とはいえ、1度ホテルに帰り、本格的に休憩し、
夕方出直すことにします。
バスキングは夕方が多いといった情報もありましたので、
改めて夕方も試してみようという考えです。
ホテルに戻る前に、ちょっと寄り道。
シドニーの老舗レコード店REDEYEを覗く。
実は初日にも同店を少し覗いており、いいお店と感じておりました。
そこで、お店への応援と自分へのお土産的な意味で、
お店のオリジナルシャツを購入。
レジに立ち、購入手続きをしつつ、
ふとレジのガラスケースに並ぶカセットテープを見ていて、
KYUSSの非売品プロモテープを発見!
興奮しつつ店員さんに値段を聞くと18ドルとのこと。
店内の他商品と比べても破格。飛びついて購入。
興奮気味の私を見て、横に並んでいた女性客がカセットを指さしつつ
「GOOD BAND」と一言。お~わかってますね~。
にやにやしながら会計を済ませ、レシートをみたら80ドルでした。
エイティとエイティーンを聞き間違えたようです・・・
いや、全然後悔はないです。KYUSS大好きだし。
そんなこんなでいったんホテルへ戻り、休憩。
そして15時過ぎ、もう一度タウンホールへ向かいます。
これが今回最後のバスキングになる。
もう一度銅像前でやりたいと思いましたが、
残念ながら先客あり。
そこで最初と同じ市役所前でやることに。
夕方になり、人通りも増えており、
市役所前にも人がいる。
バスキングしようとしている場所のすぐ脇で2人の男性が立ち話をしている。
そんなところで音出したら悪いかなぁ‥と思いつつ、念のため、
“Can
I play here?”と恐る恐る聞いてみると、
2人とも何でそんなこと聞くの?といった感じに口々に“Sure!Sure!”との返事。
改めてバスキングへの理解、浸透を感じる。
そして最後のバスキング開始。
うっすら日が傾きつつある中、
雑踏と自分の音が混ざっていく。
45分くらい演奏したころ、
ふと横で絵を描いている妻の方を見ると、
3人の子供が集まってきて、妻と一緒に絵を描いている。
どうやら、通りかかった子供たちが自分たちも描きたい、
として寄ってきた様子。
妻はつたない英語で子供たちとコミュニケーションをとりながら、
一緒に絵を描く。
演奏をやめ、その様子を見ていました。
子供たちも妻も本当に楽しそうだ。
こうして最後のバスキング終了。
もう1ラウンドやりたい思いも少しあったのですが、
いや、ここまででいい。
なんだかこれが今回最後の
”にじいろのめ”バスキングにふさわしい感じがする。
10月20日
帰国の日です。
朝起きて、昨日までと同様に
ホテル前のカフェ ジプシーエスプレッソへ。
パンケーキとフラットホワイトで朝食。
こんなに名残り惜しくなるとは思わなかった。
4日間お世話になったホテルをチェックアウトして空港へ。
8時間のフライトを経て、無事帰国しました。
今回のオーストラリア遠征、本当に得るものが大きかった。
勧めてくださったシスターポールに本当に感謝いたします。
でも、何を学び、何を得たのか、うまく説明できない。
2週間経った今でも反芻の日々が続いています。
唯一つ言えるのは間違いなく再訪するだろうということです。
お金貯めなきゃな。
あ、一つ明確に変わったことがあります。
あれから我が家ではフラットホワイトを自分たちで淹れるようになりました。
妻がフォームミルクを、私がエスプレッソを研究中です。
次にジプシーエスプレッソに行くときには味比べしてやるのだ。
