リフォーム作業続けています。
壁、天井、屋根、床などなど、各所をばらし、構造を確認し、
修理方法を模索しながら、何とか自分で対応しております。
古い木造家屋なので、構造自体は簡易です。
そこを技術でおぎないながら作られている感じが素晴らしい。
先日までリフォーム作業をやってくれていた大工さんにお話しでは、
いまどきの大工さん(施工業者)では
こういった家の修理は対応できないとのこと。
いまどきの建売住宅というと
規格的に素材が揃えられて、それを組み合わせて組まれたプラモのような建物。
きれいで機能的で簡単に補修部品も探せる。
でも、そこには「遊び」の幅は少なく、
自分なりの何かを導入しようとすると、逆に足かせになってくる。
「現代的」というのは「公平」で「平均」で「美しい」かもしれないけど、
面白みは削られていってるのかもしれません。
なんか、音楽も模型も建築もなんでも
同じ方向にまとまっていっているように思えます。
結局、お金にするためにはこうして画一化しなければいけないのでしょうね。
私はある程度いびつな方が好きですし、
そういうものの方が愛しがいがあると思いますが。
そんなことを考えながら作業していて、
屋根裏を整理していると、とんでもないものを発見。
わかりますでしょうか?
屋根裏の奥のほうにたたずむ、巨大なスズメバチの巣。
驚愕で声がもれました。
調べてみると、スズメバチはワンシーズンで巣を廃棄するらしいので、
蜂害の不安はないようなので一安心。
とはいえ、壊すこともできないし、外して外に出せるサイズでもないので、
見なかったことにします・・・
さて、先週末で47歳になりました。
だからなんだ、という年齢ではございますが・・・
確か音楽への意志をもって楽器を触ったのは高2の時だったかと思います。
最初に触ったのはアコギ。
あれから30年経ったことになる。
いまだに音楽への意志を持ち続けていられているというのは
それだけいろいろな刺激的な音楽、人と出会ってこれた結果なのだろう。
これはきっと幸せなことなのだと思う。
すべての出会いに感謝です。
そんな47歳の誕生日、妻からプレゼント。
読みたいと思っていたジョン・ケージ本をいただく。
うれしい!
音楽を志して30年。
この本を読みながら、改めて音楽とは何かを考えてみたく思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿