2021年1月2日土曜日

あけましておめでとうございます。

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

昨年初、抱負というか、

標語みたいなものを考えました。

それは「ゆずる、笑う、動く」というものでして、

何とも年寄り臭くもありますが、

昨年中、この言葉を都度思い出しながら過ごしてまいりました。

 

今年もそんな標語のようなものを考えてみました。

それは「しょいこまない」という言葉です。

 

私は自分で作ったルールに囚われてしまう癖がある。

例えば読みにくい本を読んでいるとき、

「つまらない」といってやめることができない。

手に取ったのだから読破しなければいけないという変なルール意識によって、

やめりゃいいのに最後まで読み続ける。

どんなに面白くなかったり、意味がわからなくても。

 

結果、「読む」というのではなく「文字を追う」という行為に変わっていく。

それはそれで無意味とは思わないが、

有意義な時間とも言い難い。


この例に限らず、

勝手に自分をしばって、変なものを勝手にしょいこむ癖を無くしたい。

軽く、緩い気持ちで過ごしていきたいための、

「しょいこまない」という言葉だ。

 

 

我が家の周りに、数匹の野良猫が住んでいる。 

彼らは当たり前のように我が家の庭をうろうろしたり、

日当たりがいいところを見つけて昼寝したりする。

実にのどかで自由だ。

 

もちろんその生活はのどかなものばかりではないだろう。

食、住の不安定な野良生活であり、言うならば死と隣り合わせだ。

だが彼らは気にしない。

のんびりと思うままに生きている。

そこにはしょいこんだ自分ルールは無く、

そもそもルール=自分という状態だ。

 

野良猫のように生きれるものでもないが、

何か感化されてきた。

そして「しょいこまない」と思い至った次第。

 

 

波乱の2020年を終え、

今年はどんな年になるのでしょう。

まぁ、どんなことになるとしても、

無常を受け入れながら、

変に意固地にならず、身軽に楽しんで生きていきたいものです。

 

 

 

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