あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年初、抱負というか、
標語みたいなものを考えました。
それは「ゆずる、笑う、動く」というものでして、
何とも年寄り臭くもありますが、
昨年中、この言葉を都度思い出しながら過ごしてまいりました。
今年もそんな標語のようなものを考えてみました。
それは「しょいこまない」という言葉です。
私は自分で作ったルールに囚われてしまう癖がある。
例えば読みにくい本を読んでいるとき、
「つまらない」といってやめることができない。
手に取ったのだから読破しなければいけないという変なルール意識によって、
やめりゃいいのに最後まで読み続ける。
どんなに面白くなかったり、意味がわからなくても。
結果、「読む」というのではなく「文字を追う」という行為に変わっていく。
それはそれで無意味とは思わないが、
有意義な時間とも言い難い。
この例に限らず、
勝手に自分をしばって、変なものを勝手にしょいこむ癖を無くしたい。
軽く、緩い気持ちで過ごしていきたいための、
「しょいこまない」という言葉だ。
我が家の周りに、数匹の野良猫が住んでいる。
彼らは当たり前のように我が家の庭をうろうろしたり、
日当たりがいいところを見つけて昼寝したりする。
実にのどかで自由だ。
もちろんその生活はのどかなものばかりではないだろう。
食、住の不安定な野良生活であり、言うならば死と隣り合わせだ。
だが彼らは気にしない。
のんびりと思うままに生きている。
そこにはしょいこんだ自分ルールは無く、
そもそもルール=自分という状態だ。
野良猫のように生きれるものでもないが、
何か感化されてきた。
そして「しょいこまない」と思い至った次第。
波乱の2020年を終え、
今年はどんな年になるのでしょう。
まぁ、どんなことになるとしても、
無常を受け入れながら、
変に意固地にならず、身軽に楽しんで生きていきたいものです。
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