2021年8月27日金曜日

ツイッターをやめた話

 

ツイッターをやめました。

 

震災の時、電話が使えなくなり、

家族と連絡が取れなくなった際、

WEBを介して連絡を取るSNS

さほど影響を受けずに連絡が取れたという話を聞いたのがきっかけで、

緊急時の準備として始めたのが20113月。


そこから10年続けてきたことになる。

いよいよやめることにした。

 

やめる理由はいくつかあるが、

なんというか、精神的に不健康な気がしてきたことが主因だ。

 


ツイッターは限られた文字数で

基本的には写真ではなく文字情報を伝えるという性格からだろうか、

結構強めに自身の意見を書く人が多い気がする。

場合によっては他者を叩いてでも。

もちろん、勉強になったり、興味深い考え方に出会うこともあるが、

どちらかというと嫌な気持ちになることの方が多いように思う。


これはよく言われる話ですよね。

各種SNSの特徴を挙げるとき、

ツイッターの攻撃性はたいてい挙げられているように思います。

 


次に、似通った他者の考えを連続して受け取るなかで、

自分のタイムラインの中の独自世論みたいなものが形成されてきて、

流されそうになることもある。

自分の意見を確固と持っている分野の話であればそんなこともないが、

ツイッターで流れてくる話題はそういうものばかりではない。

いろんな話題が流れてくる中で、無意識に影響を受け、

自由な感じ方、発想が妨げられているように感じるときがある。


以上の2点は以前から感じていたことで、

不健康だな、と思いながら利用してきましたが、

 コロナ以降、フォロワーフォロイーとリアルで会う機会がなくなったことで、

もう一つ嫌な一面が見えてきてしまった。

 

SNS性格みたいなものってあると思う。

現実の人物とSNS上の人物像が異なる現象のことだ。

 

FACEBOOKをやっていたころ、

敬意を持っていた先輩が痴話記事や恨みつらみ記事ばかりを書いているのを見て

幻滅してしまったことがある。

ご本人的には「どちらも自分」とおっしゃるだろうが、

他者からするとその限りではない。

(それが理由というわけではないですが、FACEBOOKも結構前にやめています。)

 

ツイッターでも似たような現象があり、

リアルで会う機会があれば、「これもこの人の一面」で済ませられるのだが、

コロナ以降はそうはいかず、ツイッター人格=その人とインプットされがちだ。

 

もちろんいい方向に裏切られることもあり、

「この人、こんな面白い一面もあるんだな」もあるが、

残念ながら、大半は逆だ。

 

こんなつまらないことで人を嫌いになるなんてつまらない。

 

 以上がツイッターをやめるに至った理由です。

もちろんこれらはあくまでも個人的な意見であり、

それらを割り切ってうまく付き合っていける人もたくさんいるだろう。

うまくやれない私に問題があるのかもしれない。

とにかく、私には合わない気がしてきたのだ。

 

 上述の通り、コロナで加速したけど、実は「やめようかな」はずっとあった。

でもやめなかった理由は音楽活動への宣伝効果だ。

 

いまや、SNSは重要な宣伝ツールであり、

ツイッターはその最右翼かと思う。

 

でも、気づいたんですよ。

「ツイッターで見ました」って言って来てくださったお客さん、

10年のツイッター歴の中で5人もいない・・・

 

それどころか、ツイッターで拡散したら「よーし宣伝完了!」みたいな感じで

集客がおろそかになり、赤字になった経験の方が多い。
(結構この経験をお持ちの方は多いのでは?)

 

 

少し心残りと言えば、フォロイー、フォロワーさんとのダイレクトメール機能だ。

今後、ご連絡をいただく際はブログコメントもしくはメールにてお願いします。

 

メールアドレスは「斉藤新HP」にも記載していますが、

sleepsleepgotosleep(a)gmail.com

(a)を@に変更してお使いください。

 


ツイッターでつながっていた皆様とは

ちょっと疎遠になりますが、今後ともよろしくどうぞ。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿