2022年9月20日火曜日

芋穴

 

以前書きました通り、家を購入しました。

現在は大工さんによるリフォーム工事中となっており、

週に1度くらいのペースで現地に赴き、

打ち合わせやちょっとした引っ越し準備などを進めております。

 

結構な旧家でして、一部床はグズグズになっていたりします。

また、下水の通っていない地域ですので、

排水は浄化槽を通して行うことになり、

その為の配管工事などもあって、廊下などは完全に床板をはがし、

土間状態になっています。

 

先々週、ふと土間状態になっている廊下から

和室の床下を覗くと、床下の地面に大きな穴があり、

その上から丸太などで雑にフタがしてあるのを発見しました。


不審に思いつつも、その時はそれだけで終えて帰宅したのですが、

その後、気になってきました。

床下に穴を掘ってフタをするってどういうことなんだろ・・・

 

そこからいろいろと妄想してしまう想像力豊かな私。

基本的に稲川淳二的、黒い家的な方向にしか想像が膨らまず、

穴の中に過去の何らかが封印されていたらどうしよう・・とか

穴の中に人骨でもあったらどうしよう・・とか。

 

そこで、和室の畳、床板をはがし、

穴を見てみることにしました。


古い畳なので、イグサのみで作られており、

めちゃくちゃ重い。そんな畳をどかし、

慣れないバール作業で一部床板を壊してはがしてみると、

穴が顔を見せる。

穴に被せられた木はグズグズになっており、少し押すとぼろぼろと崩れる

 

ビビりながら、床板の隙間から覗いているので、

暗くて見えにくいのですが、どうやらしゃれこうべやお札などはなさそう。

とりあえず一安心。

 

床下に電灯をおろしてさらに観察してみると、

穴のサイズは1.5m角で深さは1mくらい。穴の側壁は石垣になっている。

かなりがっちりしたつくり。

少なくとも、何か怖いものをこっそり埋めるとかのレベルではない。

 

防空壕かな、とも思ったのですが、

調べてみるとどうやら「芋穴」と呼ばれるものらしい。

冬の間の蓄えとして、芋などを貯蔵するための穴のようだ。

 

隣町でうどん屋を営む、先輩移住者にこの話をしたところ、

すごくうらやましがられました。

家床下の「芋穴」は結構貴重なものらしい。


購入した家は昔、木こりさんの宿泊所のようなものだったらしいので、

冬でも大人数が暮らせるように「芋穴」を設置したのかな。

 

和室はフローリングにしてしまうつもりなので、

畳のように、はがして穴に何かを入れる、という行為はしにくく、

「芋穴」として活用することは難しいですが、

とりあえず、穴はそのままにして、

ゆくゆくは一部フローリングをはがして

床下に降りられるようにしても面白いかもしれない。


旧家改造、これからも色々と想像しないような事件がありそうだ。

楽しみながら進めていきたく思います。

 

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さて、告知です。


まずはライブ以外の告知。

HPにも書きましたが、

絵描きである妻がステッカーを発売いたしました。



保護犬、保護猫活動なされている

NPO団体への寄付を目的としたチャリティ商品となります。


まだ通販体制は整っていないのですが、

完了次第、こちらのサイトでもリンクさせていただきます。

メールオーダーでも対応可能ですので、

気になる方はご連絡お願いします。

sleepsleepgotosleep@gmail.com


このデザインはもともと、西八王子にあった「保護犬カフェ八王子店」さんの

看板用としてオーダーいただき、妻がデザインしたものでして、

同店舗が残念ながら閉店となってしまったこともあり、

その図案を少しアレンジの上、ステッカーとしています。

よろしければご購入ご検討くださいませ。


また、この流れで私も同チャリティに向けて作品発表を画策しております。

妻との共同プロジェクトのような形で発表していきたく思っています。

こちらもお楽しみにどうぞ。

 

 

さて、ライブ告知です。

すでに何度か紹介させていただいているこちらです。

 


上述のステッカーは今後ライブ会場でも販売の予定ですが、

こちらのライブは営利活動NGなので、販売なしとなります。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

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