2023年3月14日火曜日

林の中で弓弾きに挑戦

 

前回記事AEONが壊れてしまった件を書きました。

その後、こんなものに挑戦しています。

 



弓です。

AEONの代わりにこれで持続音を出そうかと。

 

エレキベースで弓弾きというのはあまり聞きません。

しかも弓については全くの素人。

だが、弓には昔から興味があり、

何時か試してみようと思っていたので、

AEONが壊れたのはお告げなのだと思い、

挑戦してみることにしました。

 

とりあえず弓を買ってみて、弦にあてがってみるが全然音が出ない・・・

それもそのはず、弓弾きを行うには、

弓に松脂を塗り込む必要があるんですね。

全然知らなかった。

 

そんなわけで池袋のヤマハに行き、松脂を購入。

松脂もかなりの種類があり、

それぞれ特性があるみたいなのですが、

全く分からない。

 

店員さんに聞きたいところなのだが、

エレキベースでの使用というイレギュラーなうえに、

こちらの知識が低すぎるので、尻ごみしてしまう。

結局、適当にチェロ用のものを購入し、

しっかりと弓に擦り付けて弾いてみると・・

おお、音が出る!

 

弓の馬毛のキューティクルに松脂が絡みつき、

それが摩擦となって音が出るらしい。

面白い。

昔の人はどうやってこんなことを編み出したんだろう。

 

何とか音が出るところまでは来たものの、

非常に音量が小さい。

弾き方である程度は音量を稼げるところまではわかってきたのですが、

そもそもラウンドワウンド弦だと摩擦が低いために

音量に限界があるのかもしれません。

かといってフラットワウンドにしてしまうと、

通常のフレーズで音が丸くなってしまい、曲にそぐわない。

 

コンプやクリーンブースターでもかまして

音量操作すればいいんでしょうが、

なんかそれも嫌なんです。

いまは気持ち的に足元ができるだけ少ないのが理想的なので。

つまらないこだわりですが。

 

なので、手元のボリューム操作や弾き方などで、

何とかすべく、試行錯誤を重ねています。

 

 

さて、新奏法の導入と、ライブが近いことも有り、

稽古に力をいれております。

 

バンドと違い、ソロ演奏ですので、

普段は自室や物置でヘッドフォンをつかって練習しているのですが、

やはりアンプを鳴らすのとヘッドフォンでは

音の聴こえ方、混ざり方に違いがあるため、

たまにはアンプを鳴らしての練習も必要になります。

 

だが、私の住んでいる近隣には音楽スタジオは存在しません。

一番近いところでも、車、電車で1時間半くらいかかる・・・


なので、音出し練習は外でやります。

以前、八王子市高尾に住んでいた時も、

飯能市吾野に住んでいた時も外での練習をしておりました。


近所を散歩しながら、練習できそうなところを物色し、

とりあえず2か所見つけました。

 

まずはAスタ。


 

ここはお祭りの時などに使われる広い空き地でして、

普段は誰もいないので、練習場所としてばっちり。

 

難点をあげるとすれば、日差しを遮るものがなにもないので、

結構暑い。真夏は無理かな。

 

 

次はBスタ。


 

こちらは自宅から5分ほど山に入ったところです。

 

完全に林の中です。

自然に囲まれ、演奏にも気がみなぎる。

 

ここも誰もいない。

というかあまりにも人気が無くてちょっと怖いくらい。

稲川淳二的にも熊的にも。

まぁ、そんな邪念、妄想にとらわれないように演奏する、という稽古になる。

 

このBスタ、足場は石や枯れ枝だらけ。

その為、エフェクターを踏むにも確実に踏んでやる必要がある。

そういう面も練習になります。


 

そんなこんなでライブに向けての準備を進めています。

 

すでに何度か告知していますが、

次回ライブは地元のお寺。

 

私は25日の11:30~と14:30~の2回演奏させていただきます。

また、妻との「にじいろのめ」としての初の出店もあり、

すごく楽しみ。


 

皆様も楽しみに来てくださいませ。



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