2021年11月12日金曜日

眼鏡雑記

 

どうでもいい話ですが、

眼鏡を新調しました。


たいてい眼鏡は23年で買い替えるので、

最近は5000円くらいの安価なものを使っていましたが、

今回は奮発して、ちょっといいものを購入。

 

昨年、免許の更新の際、

眼鏡をかけても既定の視力に対してギリギリという状態で、

審査員の方にもう少し度を上げるようにとの指摘をもらっていましたので、

今回は度も強化。

 

今までは矯正視力で0.7程度だったのが、

1.2程度まであがりました。

すごくくっきり見える。

慣れるまでは少し目が回るくらい。

 

アフリカ ケニアの人たちは

視力8とか10と聞きますが、どんな世界を見ているんだろう。

同じものを見ていても私たちよりも高解像度で見ているのだろう。

 

眼鏡で急に自分の視力が上がり、

今まで見慣れている世界の見え方が変わる。

我々は視覚情報をすごく大事にするが、

それはこんな感じに簡単に変わってしまう。

見えるものを信じすぎてはいけませんね。

どうせ、見せかけです。

 

 

せっかく眼鏡を更新するので、

好みのデザインのものを探した。

理想はビルエヴァンス。

 

調べてみると、ビルエヴァンスの眼鏡を復刻したモデルが存在するようなのですが、

近所には売っていないので、できるだけそれっぽいものを探しました。

もちろん「そのもの」というわけにはいきませんが、

まずまず似ているものが買えた。

うれしくなって

自室の机をピアノに見立ててちょっと格好をまねてみたり。

ピアノ弾けないけど。

 

ジャズピアノはそんなにたくさん聴いてきたわけでもありませんが、

レニートリスターノとビルエヴァンストリオは好きでよく聞きます。

 

トリオという小単位にもかかわらず、

ビルエヴァンスもスコットラファロも攻めのソロを弾く。

曲が分解しそうなくらいに。

私ごときの耳だと、無調性に聞こえてしまう場面もある。

もともとの曲はすごくきれいな調性の曲なのに、

ソロパートに入ると様相が変わる。

何というか肉感のようなものがいっきににじんでくる。

その感じがとても好きです。

 

この感じは楽譜には落とし込めない。

楽譜は見て読むものですからね。

やはり見えるものを信じすぎてはいけないですね。




 

 

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