昨日は深谷CITYBOYでライブ。
初の深谷。
会場は想像通りの面白いところで、
手作り感のある店内ですが、音響はしっかりしていて、機材も新しめ。
客席奥のテーブルにフリーフードとして
焼きそば、お好み焼きが随時置かれる。
何ともアットホームな雰囲気でのんびり過ごせました。
ライブは久々でしたが、
やっぱり人前で演奏するのは楽しいですね。
一人で演奏しているのも好きですが、
不特定多数の方に自分の世界を共有していただくというのは
やはり特別であり、有意義なことだなと再認識しました。
ご覧いただいた皆様、共演者の皆さま、ありがとうございました。
合間にDAYBREAKのコウスケ君が転換BGMをかけていて、
聴いたことのないバンドだったりするので、
何をかけているのか教えてもらう。
いかに自分が最近の音楽を知らないかということを思い知るとともに、
彼の貪欲さに驚く。
YOUTUBEなどで新しいバンドを知ると音源を探し、
輸入購入するらしい。
私はすっかり最近の音楽、バンドを聴かなくなってしまいました。
最近の音楽を聴いても、ついつい自分が過去に聴いてきた何かに寄せて聴いてしまい、
「ああ、○○みたいな感じか。」と片付けてしまいがちだ。
だが、確かに○○っぽいとしても、そこに至る道は○○とは違うわけで、
当然全く同じものであるわけがない。
彼はそんな化学変化を楽しんでいるらしい。
例えば正統的なヘビーメタルバンドだとしても、
70~80年代のバンドと違って、今のバンドは90年代以降の
デス、ドゥーム、ゴシックなんかも知ったうえで
正統メタルに至っているわけで、その経験値は音楽ににじんでいる。
聴いているとそんな機微が見えてくる。
なるほど、音楽にはいろんな聴き方もあるということを再認識した。
私の青春時代はオルタナ、グランジブームでした。
当時、上の世代のミュージシャンが雑誌のインタビューで、
「オルタナブームというが、バニラファッジは20年前にとっくにオルタナをやっていた」
みたいなことを言っていたのを読んだことがある。
言いたいことはわからないでもないが、ちょっと嫌な気持ちになった。
(バニラファッジは好きですが。)
今の私の頭はこの人と同じようになってしまっているかもしれない。
現行の音楽を聴いても、昔の音楽から曳いて聴く癖がついてきている。
反省です。
やっぱり古典好きである前に音楽好きでいるべきですね。
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