2025年5月24日土曜日

マッキーさんのドラム

 

先月の「のうてんふぁいらⅣ」で

SISTER PAULTHE DEAD PANSPEAKERS
共演をしていただきました。

以降、デッドパンのドラム長谷川さんと2回お会いする機会があり、

SISTER PAULドラム、マッキーさんの演奏にうけた衝撃について
熱弁いただいています。


 

マッキーさんのドラムは確かに独特で衝撃的です。

ですが、長谷川さんが衝撃を受けたのは、

一般的に目が行く「椅子の高さ」「ファッション」などの外観でも、

「音の大きさ」「スタミナ」とかでもなく

「ビート感」だそうだ。

 

あんなビート感を持ったドラマーはそうそういないとして、

憧れ、羨望にちかい感情を熱弁なさる。

曰く「あんなドラムをたたきたい」。

 

長谷川さんはスーパードラマーです。

私としてはいつか一緒に音を出してみたいドラマーの筆頭格だったりする。

また、あんまりこういうことを声高に言う人じゃない。

そんな人からここまでの言葉が出るなんてすごいことだ。

 

私もマッキーさんのドラムは大好きです。

でも、たぶん長谷川さんは私とは違う次元の何かを見ている。

それを表現できるベストな言葉が「ビート感」ということなのだと思いますが、

正直なところ、何をさしているのかいまいちわからない・・・

そして、改めて考えてみると
私がマッキーさんのドラムが好きな理由もいまいち言語化できない。

 

 

一昨昨日、早稲田でSISTER PAULのライブを見てきた。

妻がライブペイント+展示でSISTER PAUL企画イベントに参加するということで、

平日ながら、最初から最後までイベントを拝見、拝聴してきました。

 

上述の長谷川さんの言葉があり、

いつもよりマッキーさんのプレイが気になる。

長谷川さんが感銘を受けているのは何なのか。

私が惹かれているのは何なのか。

 

 

閑話休題

 

私は大学時代にドラムを叩いていたことがある。

と言っても大それたものではなく、学生のコピーバンドレベル。

それでも一時は結構熱心に練習していた。

 

ドラムを叩いていて自分なりに実感していったのは「リズムの構成」。

例えば4ビート。

ハット、ライドを4回刻み、

1,3回めにバスドラムを踏み、

2,4回でスネアを打つ。

ドラム演奏はこのように分解され、
どんなに複雑なリズムやオカズフレーズも同様に分解可能であると理解した。


座標のように時間軸の適所に音を置いていく。

その「置く」場所が正確であること、ペースが一定であることが

「いいリズム」である。そんな風に考えていた。

 

その後、卓録をやり始め、

ドラムトラックの打ち込み方法を覚える中で、

その意識はさらに強まっていきました。

ドラムトラックは完璧な座標配置が望ましい。

そうしないと、その後のウワモノの録音がやりにくくなってくる。

 

また、ベースをレコーディングするにあたっても、

同様に確実に座標上に音を置いていくことが望ましい。

 

結局、どの楽器でも「座標通り」がベストであり、

そして、それをできるのが
「うまい」プレイヤーであることだと思い込んでいった。

 

 

 

マッキーさんのドラムは必ずしも座標通りではない。

かと言って座標が無視されているわけではない。

マッキーさんの「タイム感」「リズム感」の中で確実に演奏されている。

微妙にスネアが溜まったり、バスドラがわずかに喰ったり・・

その独特な塩梅によってマッキーさんならでは、
SISTER PAULならではのビートが生まれていく。


いや、たぶんそんな解析は無用で、

ただただ「マッキーさんが叩く」 

それによってマッキーさんのリズムが作られているのだ。


 

私は即興音楽が好きです。

その面白さは「人を見ている」ことにあるかも、
過去記事に書かせていただきました。


この「人」は即興などのフリーフォーム演奏には比較的顕れやすいが、

アンサンブルが(ある程度)固定するロックのような
音楽性になるにつれて顕現しにくくなる。

 

ロックドラムではいたずらに「人」を押し出してしまうと、
ウワモノが付いていけなくなってしまう。

だからこそ座標通りにたたくことが理想だと思っていたのですが、

マッキーさんのドラムは「人」がダダ洩れしつつ、
リズムとして成立している稀有な例なのだと思う。

こんなことできる人はそうそういない。

 

デッドパン長谷川さんが「ビート感」と表現したものが、

ひょっとしたら私のいうところの「人が出ている」なのかもしれない。

 

 

現在、私がやっているソロ演奏は

ルーパーによってのライブ多重録音ですが、

その際、座標通りが必須となる。

 

最初に録音するフレーズが座標を外してしまうと、

次に弾き重ねるフレーズも同様の座標外れをしていかなくてはいけなくなり、

その後にも何層も音を重ねることはすごく難しくなってくる。

 

実はそこにこの演奏方法の不自由を感じていたりもする。

もっと、自由に演奏できないものか・・・



必ずしも座標通りじゃなくても、 

「人」がダダ洩れていても、リズムが成立できる。

いや、それどころか普通以上の固有のリズムを作り上げることができる。

そんなマッキーさんのドラムを見ていると、
自分ももっと自由にやれる気がしてきます。

 


 動画で見てもすごいけど、

実際のライブほどは「人」が伝わらないな。

気になる方はぜひぜひSISTER PAULのライブに足を運んでみてくださいませ。

 

 


2025年5月7日水曜日

GW日記

 

GWが終わりました。

皆様、どんな日々をお過ごしでしたでしょうか。

 

私はと申しますと、

毎年と変わらず、ちょっとした外出、練習、読書、坐禅の日々でした。

 

今回はそんなGWの日記です。

 

 

52日(金)

 

この日は旗日ではないのですが、

有給を取り、お休みいただきました。

 

実はわたくし、仕事を辞めることにしまして、

休みが取りやすい状況です。
(昔から特に休みが取りにくいわけでもなかったですが・・)

今の仕事は18年続けておりましたので、

辞めるにはなかなか思い切りも必要だったのですが、

いろいろと想うところがあり、決断した次第。

 

辞める理由など、ここで詳しい話を書いてもしょうがないので控えます。

今後については地元で何か仕事をさがせたらなぁ、などと考えてはいるものの、

基本的にノープランです。

まぁ、何とかなるでしょう。

 

お休みを取ったとはいえ、特に何するでもなくぼんやり過ごす。

5時に起きて坐禅90分。

読書したり練習したり。

 

夕方、駅の方に出ていた妻を迎えに行きがてら、

大雨の中、所沢のハードオフまで買い物に行く。

 

前回記事に書きました通り、海外でのバスキングを検討しており、

その機材として、できるだけ小さく、
そこそこ音量の出るバッテリー式アンプを探してます。

 

バッテリー式アンプは以前記事に書いた、
JBLのものを持っているのですが、

海外に持っていくとなるとちょっと大きいので、
もっと小さいものを検討しており、

ROLANDMOBILE CUBEを試してみたく、

同店に中古在庫があるのをネットで見かけ、買いに行ってきた次第。

 

このほかにもバスキングに向け、
バッテリー式アンプはいろいろ試していたりします。

その辺はいずれ記事にまとめようかと思っています。

21時就寝

 

 

53日(土) 憲法記念日

 

いよいよGW突入といった感じで、

山に囲まれた我が家の近所は

川遊びやらキャンプやらツーリングやらで騒がしい。

いつもは基本的に無音なだけに余計に騒がしく感じます。

 

人が多いから、というのでもないですが、

この日は外出せず。

 

5時起きで坐禅90分。

河原で練習などして過ごす。

前日の大雨で川の音も大きい。

 

なんかにぎやかな一日。

21時就寝

 

 

54日(日) みどりの日

 

5時起きで坐禅1時間。

 

昼間は隣町の秩父方面へドライブ。

小鹿野の十輪寺というお寺で開催された花まつりを見に行く。

 

十輪寺のご住職は若いころのバンドをやっていらしたとのことで、

花まつりでは音楽ライブも開催される。

 

いわゆる「お寺のお祭り」という感じではなく、

マルシェイベント、ライブなどがお寺というオープンな環境で開かれるという

かっこよくいうとフェス的な趣き。

 

ライブの出演陣も本格的でして、

昔から名前を知っているような演者さん(TASKEさんとかマリヤ観音とか)や、

地元にゆかりのバンドが出演。見ごたえ十分です。



写真は「山本恭子さん+馬野ミキさん」という出演者さん。
ガットギター?クラシックギター?をスラップ交じりに弾くスタイルが印象的でした。
いろんな人がいるなぁ。

帰宅後、20時就寝

 

 

55日(月) こどもの日

 

5時起きで坐禅1時間

 

この日は電車で練馬方面へ。

父の墓参りの後、実家に訪問して母と昼食会。

仕事を辞める報告などする。

 

夕方は母校である、武蔵大学の方まで歩き、

ついでに数年前にできた古書店snowdropさんを訪問。

 

私の在学時代は江古田にはたくさんの古書店があったのですが、

いまではほぼ全店がなくなってしまいました。

そんな中、新規開店の古書店とのことで、なんかうれしい。

数冊購入して帰宅。



21時就寝

 


56日(火)

 

GW最終日。

 

5時起きで坐禅90

 

昼間は秩父のスタジオJOYで個人練習。

あいにくの雨でしたが、おかげで観光客が少なく、

渋滞などもなくて助かる。

 

個人練習では久しぶりにベースアンプACOUSTIC 220を試す。

 

このアンプはABNORMALS時代に使っていたものでして、

70年代のトランジスタアンプということもあり、

大音量設計の上、中音域にコシがあって
軽くドライブさせて弾いたりするとすごく気持ちがいい。

でも、今の私の音楽には不向きな音質という印象を持っており、

物置で眠らせていたのですが、売却も視野に改めて試してみようと思った次第。

 

結果・・
いやー、本当にいいアンプです。

まず、上述の通り大音量。

ボリューム9時程度でも、弱くなった今の私の耳には
しんどいくらいの音量が出ます。

 

そして、音像は中域メインのブリブリサウンドと思っていたのですが、

ちょっとEQをいじるとクリアでハイファイな音も普通に出てくれる。

十分に今の音楽性でも使える音です。

変な思い込みで物置に置き去りにしててごめんなさい。

というわけで早速次回ライブで使ってみようかと思います。

 

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こうして、2025年のGWが終わりました。

 

なんか全体的に開放的な心で過ごせたような気がします。

会社辞めることにしたからかな。

こんなことならもっと早くに決断してたらよかったかも。

 

 

さて、ライブ告知です。

 

前回告知したライブの詳細が決まってまいりました。

 

まずはこちら。


FLOATERSによるエルプエンテ定番企画に参加させていただきます。

豪華かつ、知り合い多めの競演陣。

楽しみです。

 

 

そして7月はこちら。


アメリカから来るBOOTCAMPのジャパンツアー、
SIFT企画の秩父場所に参加させていただきます。



両日とも、宜しくお願いします!




 

2025年4月23日水曜日

温泉で考えたこと

 

先々週末、無事「のうてんふぁいらⅣ」開催できました。

改めまして、関係者の皆様

出演のSISTER PAULTHE DEAD PAN SPEAKERS

お越しいただいたお客様、ありがとうございました。

 

前回の「のうてんふぁいらⅢ」同様、
すごくいい空気のイベントになったと自負しており、

初期から掲げているテーマである“居心地のいい空間をつくる”は
今回も達成できたように感じています。

 

反面、いろいろと課題も見えてきています。

よりよいイベントにしていくべく、今後も精進してまいります。


 

 

さて、2か月連続での企画を終え、

先週末は打ち上げとして、

妻と二人で新潟 越後湯沢に一泊旅行にいってきました。

 

といっても、高級旅館でゆっくり‥とかではなく、

昭和なファミリーホテルでの一泊旅行。

 

スキーシーズンも終わり、オフシーズンに入っているので、

ビジネスホテル並みの価格で泊まれます。

しかも越後湯沢ということもあり、大浴場は温泉です。

 

実は今回泊まった宿は仕事でも宿泊したことがあります。

上記の通り、オフシーズンであれば、ビジネス並の金額で利用できるので。

ただ、仕事で来たときとは全然趣が違う。

 

仕事で来た時は

会社のスマホ、ノートPCを持ち、時間に追われながら日中を過ごし、

夜は面白くもない接待酒を飲み、翌朝も早朝からメール処理・・

常に過去を見返し、未来(今日明日)に
やらなきゃいけないことを考えながらの一泊。

まぁ、楽しめるわけがない。

 

でも今回はPCもスマホも持たずの宿泊、

当然時間があまるのですが、

妻と話したり、温泉に長湯して過ごす。

 

哲学者の西田幾多郎先生は

自分を考えるところが「現在」だ、とおっしゃっています。

追って追われる生活の中では「現在」はないがしろになっていく。

 

なにするでもなく湯につかっていると、自分の体に気づきます。

温まっていく足先に気づいたり、こわばっている背中に気づいたり、

深呼吸して入る息、出る息を感じたり。

そして「現在」に立ち戻ることができます。

 

これは坐禅も似たところがあり、

例えば、長時間の坐禅で足がしびれて痛むことを

「普段無視されている足が存在を主張しているのだ」と表現したりします。


道元禅師は坐禅を安楽といい、

臨済禅師は何も慮らず、何も考えなくていいと言います。

「ただここにある」

これは現在を感じるということなのかもしれない。

 

過去を反省すること、未来を見越すことももちろん必要でしょう。

でも、現代社会はそればっかりを重視しちゃっているかも。

そして、それをうまくこなせることをスマートであるとして祭り上げる。

タイパだのコスパだの、なんでも数字に置き換えて、

横文字並べて自分で自分を追い詰めていく。

あーあほくさい。

 

ほんとうは「現在」を生きることが大事であり、

結果、それが過去、未来の見え方も変えることになるはずです。

 

そんなことを考えながら、湯に浸かり、

リフレッシュしてきました。

 

改めて自分の音楽、活動について考えたりもしています。

そんな中、SISTER PAULのススムさんから

私の音楽には青空を感じるとして、
海外でのバスキングへの挑戦をご提案いただきました。

バスキングとは要するに大道芸、ストリートライブです。

 

思えば、私は海外での演奏を経験したことがない。

50歳の今年、そんな未経験に飛び込むにはいい機会なのかもしれない。

 

なんてことを考えて、いろいろ模索したり、

ふつふつと盛り上がっております。

 

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ライブ告知です。

詳細は未定だったりしますが、

以下のライブ予定がございます。

 

518日(日)  西横浜エルプエンテ

78日(火)   秩父スタジオJOY

720日(日)  京王堀之内TIMETOKYO

 

詳細が明確になり次第、改めて告知させていただきます。

 

宜しくお願いします!



 

2025年4月8日火曜日

のうてんふぁいらⅢ日記

 

ここのところ、仕事の方でいろいろと想うところがあり、

ブログを書くタイミングを失っておりました・・・

すみません。

 

と、最初から言い訳になってしまいましたが、

先々週末(329日)、「のうてんふぁいらⅢ」無事開催できました。


今回はそんな「のうてんふぁいらⅢ」日記です。

個人的な思い入れ濃厚+長文な記事になります。そのおつもりで。

(しかも写真なし・・・)

 

 

昨年までの「のうてんふぁいら」は地元飯能で開催しておりましたが、

今回は隣町の秩父での開催。

と言いますのも、飯能にはドラムセットをガンガンならせる会場がなく、

今回はロックバンドを集めてのイベントにしたかったので、

秩父の音楽スタジオ“スタジオJOY”での開催とさせていただいた次第です。

 

当日は昼の会場入りでしたので、

自宅出発は10時半。

我が家から会場までは峠道を1時間程度といったところ。

出演者には悪いですが、地元企画なので移動が楽です。

 

途中で秩父のおにぎり屋さん「松村食堂」でおにぎりを関係者人数分購入。

このおにぎり屋さんは我々夫婦の最近の一押し。

前日に仕入れておいた地元の名栗饅頭とともに、

出演者、スタッフ向けのケータリングとします。

 

会場のスタジオJOY2階がバースペース、

3階がスタジオという作りになっているので、

2階で妻の作品展示と物販を行います。

会場入りして、JOYの皆さんと挨拶を済ませ、設営開始。

初めての会場なので、設営は手探り。

物販位置を考えたり、ケータリングを準備したり・・

ここが楽しくも時間に追われて少し緊張する。

 

そうこうしていると出演者が会場入り。

DAYBREAKは八王子、SISTER PAULは杉並、FLOATERSは横浜から。

皆様、遠路お疲れ様です・・・

 

会場を選ばず活動する猛者ばかりなので、

個々のサウンドチェックは無し。

出順的に最初のバンドとなるDAYBREAKのみセッティングを兼ねて

軽く音出ししてもらう。

 

私も何度か経験がありますが、

スタジオライブでは基本的に演者でPA的なこともするのが通例。

ですが、スタジオJOYでは特にお願いさせていただくでもなく、

当たり前のように店長のノリさんがPAをさばいてくださる。

レコーディングエンジニアもなさっているだけあって、
何も不安を感じさせないPAさばき。

本当にありがたい。

 

 

そして開場。

 

1番手は私です。

久々のBRIAN ENOカバーも含め、530分のステージ。

 

演奏中、客席側を見ると、

気心の知れた出演バンドたちと

地元でお世話になっている方々が目に入る。何とも不思議な感じだ。

 

昔の私だったら、この感じをあまり前向きにとらえられなかったかも。

でも、今はこの形がすごく自然であり、本当にありがたい。

万人には楽しんでもらえないと思い込みながら音楽やってたって

大したものじゃないだろう。

どんなに尖った表現だとしても、
閉鎖環境でしか胸をはれないようじゃそこまでだ。

 

 

2番手はDAYBREAK

リーダーの石浦さんとは30年前からの付き合いだ。

Bucket-Tの初期に何度か企画に呼んでいただいたりしていたが、
その後は距離が開き、
コロナ時期に邂逅。

お互いの活動指針、スタイルに意気投合し、今にいたります。

なんだかんだで、企画に呼ばせていただくのは今回が初めて。

 

彼らと一緒に活動する中で、

我々夫婦は刺激を受け、
企画をやるなら絶対に声を掛けたいと思っていました。

 

そんな想いが伝わったかどうかはともかく、

この日のDAYBREAKは絶好調。

 

MCでベースのコウスケ君が会場である秩父までの道のりで

自然の中を移動し、高揚するとともに、
この道のりもライブなのだと感じたとの旨を話す。

我々夫婦もDAYBREAK企画で宮ケ瀬湖畔地などに赴くときは

移動から楽しいし、それが一連で「その日」です。

その感じを彼らにも味わってもらえたなら、すごくうれしい。

まぁ、終演後の打ち上げではリーダー石浦氏は秩父がすごく遠かったこと、

 朝が早かったことを延々ぼやいていましたが(笑)。

 

 

3番手はSISTER PAUL

妻がアートワークやデザインなどでご一緒させていただいており、

私もデュオバンドの大先輩として、ele-phant時代に影響を受け、

企画にお呼びいただいたこともある。

 

カバー3曲を含む30分のステージ。

以前のディストーションバリバリのSISTER PAULもカッコよかったが、

昨今の穏やかな音作り(と言ってもずっとトレモロが
かかりっぱなしでかなり奇抜)もすごく味がある。

 

シスターポールは本当に不思議なバンドです。

宇宙人のようでありながら人間的で、

やさしいのに暴力的、

永遠に続くようで刹那的。

 

冒頭に書いた通り、ここのこころ仕事の方でいろいろと考えることがある中、

「心に火をつけて」でのお二人の歌声に泣きそうになる。

うむ。決めました。燃やしてしまおう。ぼうぼうと。

お二人の言う通りに。

 

シスターポールには次回の「のうてんふぁいらⅣ」にも出演いただきます。

凄く楽しみです。

 

 

そして最後はFLOATERS

 

リーダーのモッサ君ともかれこれ長い付き合いだ。

REDWOOD BLUESINSIDE CHARMERNEPENTHES

ドゥームロックまっしぐらに活動してきた彼。

そんな中FLOATERSはスラッジよりの音楽性となっている。

彼は泣き曲を作らせてもうまいが、ゴリゴリのリフ曲もいい。

 

とにかく3人とも上手い。

ハイテクとかではなくて上手いのだ。

凄く説得力のある演奏です。

 

私は過去にドゥーム、スラッジ、ストーナーロックに
近いところで活動してきました。

ですが、あまりそれらの音楽を聴かない。

というのも、これらのジャンルっておおむね形が明確になっているので、

新しい形が生まれてこない(きにくい)のだ。

結局、BLACKSABBATHKYUSSIRON MONKEYSLEEPなど、

昔のバンドで十分だという気持ちになってしまう。

 

でもFLOATERSは新しいことがちゃんとできている。

そしてそこに自覚もあるように感じる。

今後、彼らはどうなっていくんだろう。

ずっと見ていこうと思います。

 

 

そして終演。

終演後はお店で軽く打ち上げしてから帰宅。

 

DAYBREAKを見て「俺もまたパンクやりたいな」

SISTER PAULを見て「またデュオバンドに挑戦したいな」

FLOATERSを見て「また重い音楽やりたいな」

そんな3タテなバカ感想をいだきつつ帰路につきました。

 

なお、翌日の日曜は夫婦で後夜祭として

埼玉の名チェーン店「ぎょうざの満州」で豪遊。

ここのところ小食だった妻がかなりしっかりと食べていました。

「脳天壊了」していたのでしょう。

 

 

さて、次回「のうてんふぁいら」は実は今週末なのです。

次回は今回に続いてのSISTER PAUL

THE DEAD PAN SPEAKERSにお越しいただきます。

 

次回も楽しい空間になるはずです。
皆様、おこしくださいませ。





 

 

 

2025年3月20日木曜日

松下のおばちゃん

 

知る人ぞ知るパンク界の名カメラマン、

「松下のおばちゃん」が亡くなったそうです。

 

高円寺20000ボルトに出演していたころ、

一時期は毎回撮影にきてくださってました。

 

小柄でガラガラ声、ちょこちょことステージ周りで
カメラをふるう松下さんを最初に見たときは

凄く不思議に思った。

 

今よりもライブハウスがキナ臭かった時代。

まさか誰かのお母さんというわけもないだろうし、

関係者というにはあまりにカジュアルなおばちゃんルック。

この人はどういう人なんだろう??

 

何度か遭遇しているうちに
私のバンドBucket-Tのライブをご覧いただく機会があり、

ありがたいことに気に入っていただけて、
以降、写真を撮っていただけるようになった。

 

松下さんは当時50歳ちょっと、私は20歳前後。

撮影いただいた後はしっかりと現像された写真を自宅に郵送してくださる。

そのころ、実家暮らしだったので、

母は自分と同じ歳くらいのおばちゃんから息子の写真が届くことを

少し不審に思っていたそうです(笑)。

 

当時、松下さんと色々お話しました。

曰く、趣味で写真を撮り始め、

被写体として、高円寺の町にうじゃうじゃいたパンクスを選び、

ライブハウスに足を運ぶようになったとのこと。

 

 

あれから30年。

私は当時の松下さんと同じくらいの年齢になった。

そして思う。

今、私が新しい趣味を始め、
若者たちの中に一人で飛び込んでいけるものだろうか。

 

 

その後、活動の場が少しずつ変わっていく中で、

松下さんとも疎遠になってしまったが、

松下さんは撮影を続け、

写真集も発売するくらいの名カメラマンになった。

 

何をやるにも遅いなんてないってことを体現した松下さん。

本当にすごいな。

 

 

松下さんにいただいた写真を探したんですが、

どこかに埋もれて出てこない。

と思ったら、当時アンチノック系ライブハウスが発行していたフリーペーパーで

Bucket-Tをインタビューいただいた号が見つかった。

これも松下さんに撮っていただいた写真だ。

 


「私みたいなおばちゃんが写真撮ってると、

 勝手に撮ってんじゃねえみたいに凄んでくるハードコアの人なんかもいるんだけど、

 気にせず撮ってるうちに、仲良くなっちゃって、

また撮って、なんて言われることもあるの。」

松下さんの笑顔を思い出す。

 

楽しい思い出をありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

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告知です。

のうてんふぁいらⅢ、いよいよ来週です。




初めての秩父でのイベントです。

松下さんほどじゃないけど、私も少しずつでも
新しいことにチャレンジしていきたく思っております。






2025年2月28日金曜日

今年初の”のうてんふぁいら”

昨年から、絵描きである妻と二人で

「にじいろのめ」というユニット(?)を運営しています。

 

運営と言うほど大それたものでもないのですが、

私たちの住む、埼玉県飯能市名栗周辺からの文化発信、

保護犬、保護猫の援助活動を行う活動体となっております。


昨年は”のうてんふぁいら”というイベントを2回開催しており、

ライブ、絵の展示などをおこないました。 

のうてんふぁいらⅠの様子

のうてんふぁいらⅡの様子


今年も34月に34回目のイベントを開催いたします。





 

-のうてんふぁいら・-

3/29() 秩父 スタジオジョイ
開場13:00 開演13:30
終演16:15
当日/予約 ¥2000(ドリンク別)

DAYBREAK
FLOATERS
Sister Paul
斉藤新

展示/斉藤マミ

-のうてんふぁいら・IV-

4/12() 秩父 スタジオジョイ
開場13:00 開演13:30
終演16:00
当日/予約 ¥2000(ドリンク別)

THE DEAD PAN SPEAKERS
Sister Paul
斉藤新

展示/斉藤マミ


イベントページもご覧ください。

 

 

前回までは飯能でのイベントでしたが、

今回は隣町(隣山?)の秩父です。


都心からだと遠いイメージがあるかと思いますが、

特急電車であれば都心から2時間もかかりません。

 

秩父は温泉もあるし、お酒もご飯もおいしい。

イベントは昼から始まり、夕方には終わりますので、

都内からお越しの方はいっそ一泊旅行となさっても楽しいかと思います。

 

盟友や先輩たちを招聘しての”のうてんふぁいら”。

出演バンド数も絞り、少し長めのセットで演奏させていただきます。


しかも飯能を飛び出しての開催。

”にじいろのめ”としては今年最初の冒険といったところです。

 

前回、前々回同様、間違いなく楽しい一日をご用意しますので、

皆様、ぜひお越しくださいませ!